(画像取得元 ぱくたそ(pakutaso.com)さん)
どうもこん○○は。
先週から近所にオープンしたフィットネスジムに通い出すも、筋トレ上級者の人達のムキムキな仕上がり具合と自分の体との落差を目の当たりにしてすでに心が折れかけてるペンギンパパです・・・
いや、心折れてる場合じゃない!!
いつか自分も誰かから「ペンパパさんみたいな身体になれたらなぁ」と思われるようにコツコツ精進したいと思います。
さて今回は、旦那さんが育児休暇を取得予定又は将来的に育休取得を考えてる、という奥様方に向けて意識していただきたいポイントを3つほど提示したいと思います。
特にこれまで積極的に家事・育児に参画してこなかった(参画させてなかった)旦那さんを想定してお話しを展開します。
その3点とは
- ホメて持ち上げて伸ばす
- 「家族の事だから家事なんだ」と思わせる
- 「家に帰るまでが運動会ですよ」方式で教える
です。
ホメて持ち上げて伸ばす
のっけから
「ふざけんじゃないわよ!!子供じゃあるまいし!!」
とお叱りを受けそうな見出しですが、これある意味旦那さんが育休を取り家庭に入る生活にあたって一番重要なポイントです。
なぜなら
「男はいくつになってもコドモ」
だからです・・・悲しいかな。
最初の段階で手厳しくダメ出しを喰らうと萎縮して先に進めなくなります。
実際に出産・入院、ご家庭によっては里帰り出産で家を空ける奥様方が一番諸々不安を感じてらっしゃるでしょうが、その間家を任される旦那さんも不安です・・・
でも、そんな旦那さんの不安を克服させるのは何より
「奥さんから頼りにされてる実感」
だと思うんですよね。
食事の用意にしろ洗濯にしろゴミ出しにしろ上のお子様の世話にしろ
奥様から旦那さんに教える過程でできたこと、きちんと教える前に奥様の求めるレベルで出来たことに関しては
『さすがねぇ!』
『やっぱ頼りになるわ!』
という感じですかさずホメてあげてくださいね♪
ただし、ガチで子供をホメるときのような
「エライねぇ!」
「よくできたねぇ!」
という様なホメ方は却ってやる気を削ぎかねないので
あくまでも「旦那さんを立てる」様なホメ方を意識してください。
「家族の事だから家事なんだ」と思わせる
結婚までずっと実家暮らしだった旦那さんに対してもそうなんですが、この点はむしろ1人暮らしが長かった旦那さんに対して特に意識しておいた方がいいと思います。
というのも、我が家の場合奥さんが学生時代一人暮らしをしていたのですが
食事の用意や洗濯、掃除等個々の項目をこなすにあたって全てが
「自分基準」
だったんで一緒に暮らし出した当初色々食い違い・ズレが出てきたんですよね。
例えば洗濯。
奥さんは衣装持ちだったんで週に1回の洗濯で間に合ったんですが
自分は実家にいるときから着る物の数が少ない方だったんで3日に一回のペースじゃないと間に合わなかったんですよね・・・
洗濯は当時から奥さんの担当だったんですが、自分で回す事又はきちんと頼んでおくのを忘れた際着る物が無くなったことがあります・・・
他にはというと、夕食の用意。
奥さんが料理があまり得意な方ではなかった事に加え当時から奥さんの方が帰宅が遅くなることが多かったので、普段は先に帰宅する基本定時上がりの自分が作り、奥さんが休みの時は奥さんが用意する(買ってくるのも含む)という一応のルールだったんですが
奥さんが休み・自分が出勤のある日、仕事から戻って来ても何も用意されてない、用意する気配もない・・・
理由を尋ねると返ってきた答えが
『私昼ごはんが遅くておなか減ってなかったから・・・』
Ω\ζ°)チーン・・・
「いや、それアンタの事情だし・・・」
「俺は仕事やって帰ってきて腹減ってるし・・・」
「そもそも俺はほぼ毎日定時上がりで帰宅時間ほぼ毎日同じだし・・・」
とりあえず文句言いたいのをグッとこらえてその日は外食に。
帰りの車の中で話し合った結果
- 家で食べるにしろ外で食べるにしろ自分が帰宅するまでに決めておく
ということでとりあえず妥結しました。
以上我が家のケースの話が長くなってしまい失礼いたしましたが、この自分を基準にするのではなく
「家族を基準にする」
という意識を根底に持って取り組んでもらうことが、赤ちゃんが加わり日々の生活の中に不確定要素が増える状況になるからこそ重要になってくると思います。
じゃぁ具体的にどうしたらその「家族基準の意識」を醸成できるのか?
色々な切り口があると思いますが、旦那さんに洗濯のやり方を教える際に
「奥さんの衣類を洗濯する所から始める」
というのも一つだと考えます。
理由は
- 文字通り自分の物じゃない物だから
- 男性が着用しない衣類があり独特の注意点もあるから
です。
ブラジャーなんか最もたるものですよね。型崩れしないように洗う時はネットに入れなければなりませんし、畳んでしまう時もカップが崩れないようにしまわないといけませんし。
育休が事実上家事初参戦という旦那さんにとっては洗濯以外でもハードルが高い項目は多々あるかもしれませんが、何事も最初が肝心根底部分が肝要です。
「家に帰るまでが運動会ですよ」方式で教える
またまた
「は?何言ってんの?」
という見出しですが
ここでお話ししたいのは食事の用意や掃除・洗濯といった個々の家事の前後に付帯する作業いわゆる
「名前の付かない家事」
と昨今言われている作業も含めての家事なんだ、という事を初めにきちんと教えていただきたいという事なんです。
なんで「名前の付かない家事」も含めて教えとく事が必要なのか?それは
「イライラの種を減らすため」
なんですよね。
会社等でこんな経験ありませんか?
誰かに「この書類~部印刷しといて」と頼んで印刷してくれたのはいいけど
その印刷でプリンターの中の紙やトナー(インク)が無くなったのに頼まれた人が補充又は交換してくれなくて、直後に自分が別件を印刷しようとした時にすぐ印刷できなくてイラっと来た事とか。
頼んだ印刷よりも後の別件の方が急ぎだったら余計イラっとしますよね・・
家事でも同じことが言えると思うんです。
ゴミ出しを頼んで出してくれたのはいいけどゴミ箱に新しいゴミ袋がセットされてなくて結局自分が動いてセットする。
「頼んだ意味ないじゃん」とイライラの種発生・・・
「買い物行っといて」と頼んで行っといてくれたのはいいんだけど
品物が買い物袋に入ったままテーブルの上に置かれていた。冷蔵庫に入れなきゃならない物もストックスペースにしまわなきゃならない物も買ってきたときのまま・・・
結局自分が冷蔵庫に入れたりストックスペースにしまったりする羽目に。またもやイライラの種発生・・・
等々
「名前の付かない家事」はほとんどが時間にしたら数十秒長くても3分程度のことなんですが、積もり積もるとけっこう時間と手間の無駄になるしイライラも積もるんですよね。
特に産後はホルモンバランスの関係等で普段よりもイライラしやすくなりますので、そんな中「名前の付かない家事」が放置されてるせいでイライラが増幅されるのは奥様旦那さん双方にとって良くありません。
個々の家事を最初に教える際に同時に教えてしまえば解決できる部分ですから、初めにきちんと教えてあげてくださいね。
(具体例)
- 洗って乾いた食器・調理器具の収納、キッチンのふき取り、テーブルにある塩・醤油等の調味料やキッチンペーパー・ラップ等の補充及びストック有無の確認
- 洗濯用洗剤・台所用洗剤・シャンプー・ボディーソープ・ハンドソープ等の詰め替え、空になった詰め替え用パックの廃棄
- ゴミ出し後のゴミ箱にゴミ袋をセットしておく
- トイレットペーパーホルダーへのスペアのペーパー補充
- 抽出され切った麦茶のティーバッグを容器から出して捨てる
- 生ごみを捨てた後流しの三角コーナーに水切りネットをかけておく
等々。
あとがき
以上、一足先に子宝に恵まれ現在フルタイム就業の傍ら家事にも参画している自分の経験を軸に展開させていただきましたが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
何事も最初が肝心!
段取りが肝心!
敵を知り己を知れば百戦危うからず!
だと思います。
我が家もそうであるようにご夫婦の状況、双方の実家の状況、奥様と旦那さんそれぞれの得意・不得意により可能な事不可能な事が色々起こると思いますが
どんな状況下にあっても育児の一番手はやはり当事者である
「ママさん・パパさん」
であることは変わりありません。
奥様が出産する前、旦那さんが本格的に育休生活に入る前に無理のない範囲で可能な限り時間を取って伝達・引継ぎ・擦り合わせを行ってくださいね。
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