ダメなものはダメ。だけど考えてもらいたい~熊本の介護施設で虐待疑いがあった件について~

どうも、ペンギンパパです。

 

テレビでも流れてたので、ご存じな方も多いと思います。

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どんな理由があったにせよ、実際に虐待行為に及んでしまうことは許されないと思います。

しかし同じ業界に居るものとして、今回報道された彼らと彼らの行為をただ一方的に非難する気にもなれません。

 

色々考えさせられたので

自分なりに考えた点を軸に検証していきます。

 

「気持ち」は非常にワカる!!

 

報道内容を見ていて

  • 虐待を疑われた職員が複数人いる事
  • 証拠映像とされる動画内での入居者の90代女性と職員のやりとり

を見る限り

「普段から夜間トイレの為に職員を頻繁に呼びつけていたであろうこと」

が自分には容易に想像できます。

 

だから、映像に映っていた職員の人達が

「キツイ言動・行動に出たい衝動」

に駆られる心情に対しては、同業者としてどうしても共感してしまいます。

 

自分も現在および前の勤務先でも経験してますが、トイレに頻繁に行く利用者さんで多い時にはそれこそ

数分おきにトイレに行く

という人もけっして珍しくありません。

 

当たり前のことですが、体内にため込む量にも限度がありますので、まともに排泄があるのはせいぜい最初の2~3回目くらいです。

 

毎回まともに出すわけでもないのに何度も何度も

「トイレぇ」

と呼びつけられる一方

他の利用者さんの見守りや介助もしなくてはならない。

 

トイレ介助している間に

「認知症で足元がおぼつかないことを忘れてる人」

が自力で立ち上がろうとしていたり、なんてことも・・・

だからといって虐待行為に及んでいい理由にはなりませんが、毎回毎回そんな調子じゃそりゃ文句の一つもぶつけたくなりますよ・・

 

映像の切り取り方が・・・

 

実際に

「虐待と言われても仕方ない行為におよんでること」

は映像の証拠により明白なのでそれを

「報道するな!」

とは思いません。

 

ですが特定の一人の職員による行為ではなく

「なぜ複数の職員による行為に至ったのか?」

をあわせて検証しよう、という意図は少なくとも報道で流れてる映像からは感じられなかったですね。

もちろん、ニュースの時間的尺の関係もあったんでしょうけど。

ただ単に

『このおばあちゃん可哀そう・・』

『老人をよってたかって、ひどい!』

ってネットの書き込みを賑わせる程度で終わる扱いだな、というのが正直な感想です。

 

今回のニュースにも使われた映像は、被害者とされる入居者の女性の息子さんが部屋にカメラを仕掛けて撮影した映像とのことなんですが

そしたら、職員が部屋を訪れていない時の映像もあるってことですよね?

なんで職員が部屋に居ない時の映像はニュースで流さないんでしょうか?

 

職員が問題とされる行動をとってる映像以外に

「職員を疲弊させるような行動言動」

を被害者とされる入居者の女性がとってる映像もあるのなら、それはやはり合わせて公表すべきだと思います。

今回問題とされてる職員の人達を弁護・擁護するため、という意味ではなく

 

『介護の現実・介護職員の現実』

も世間に公表することで高齢者介護の在り方・介護福祉制度の在り方ひいては

 

「これからの老後の在り方」

を皆が真剣に考えるきっかけになりえたのではないか?と思うんです。

 

改めて「やったことは許されない。だけど・・・」

 

重ねて書きますが今回の熊本の介護施設の職員の人達に対して同情・共感はしますが、彼らが現実に行った

『言動・行為』

については弁護・擁護するつもりはありません。

 

ですが、単に問題になった施設とその職員の人達を

「責めるだけで終わらせてはいけない問題」

である、とも思います。

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