専業主夫ってどうなの?∼実体験より∼

男性の家事・育児

(画像取得元 ぱくたそ(pakutaso.com)さん)

男性が専業主夫になる、法定の育児休業或いはまとまった期間の育児休暇を取得するという流れが極々少しずつではあるが出来てきている昨今、じゃぁ実際に「専業主夫」になるとどうなるのか?
長男誕生の際の一時期専業主夫をしていた自分の体験を軸にお話をしていこうと思います。

結論からいうと

「現時点ではおすすめできません」

やるなら

「ゴーイング アウア(our 私たちの) ウェイに徹する」

この二点だと思います。

育児休暇・育児休業ならギリOK

『育児休暇』

は法的に定められた制度ではない、言わば会社ごとの「社内規定」によるもの、

『育児休業』は

「育児介護休業法」という法律により労働者(雇用されてる者)の権利として定められた制度、

という違いはありますが、専業主夫との一番大きな違いは

「復帰できる職場(収入を得るための環境)が用意されてること」

だと思います。

幸い我が家の場合、奥さんの妊娠中~出産~産後の経過が良好だったので自分が専業主夫になっても差し支えない結果に終わりましたが、妊娠中は勿論産後の経過いかんでは想定通り奥さんが職場復帰できなくなることも起こり得ますんで、復帰できる収入手段を手放さないでいれるならそっちの方がいいです。

大手の場合育児休暇中も社内規定でなにがしかの収入保障をしている企業もありますし、育児休業の場合は手続きをすれば雇用保険の方から育児休業給付金(※要件あり)が受けられますので、その意味でも無職の範疇になる専業主夫より雇用者の立場を維持した育児休暇或いは育児休業の方が生活面でも選択肢が広がります。

家事・育児の傍ら在宅でのアフィリエイトブログ・アフィリエイトサイト運営を専業として、同年代サラリーマンの平均額と同等かそれ以上の収入を日々得ているパパさん達の場合は、厳密に言うと「専業主夫」とは言えないと思いますが、専業主夫という生き方、男性サラリーマンのまとまった期間の育休取得自体が浸透してるとは到底言い難い現状においては

「最も理想的な専業主夫のスタイル」の一つ

と思います。

専業主夫は「孤独」・・

「専業主夫」という立場は現状では

『どっちつかずの中途半端な立場』

と言わざるを得ません・・・

「日常の家事・育児を主として担っている」という点では女性の専業主婦と同じですが

「男性である」点で、ママ友同士のそれと全く同様の付き合い・交友はできません。

自治体の予防接種等で顔を合わせて話が盛り上がったとしても、ママ友同士ならそのまま一緒にお昼食べに行ったりとか誰かの家に遊びに行くという流れに乗れますが、男の場合まず声がかかることがないですし、声がかかったとしても間違いなく「社交辞令」ですからノコノコついていくようなことは慎まなければなりません。

また「父親である」という点では他所のお宅のパパさんと同じですが

「(勤めなり自営なりで)仕事をしていない」という点で、他のパパさんと同じようには接してもらえません・・

はっきり言って「ヒモ扱い」です・・

我が家の場合、当時住んでいたところが北海道の、しかも札幌のような市街地ではなくスキー場があるほどのいわゆる「田舎」だったので余計だったのかもしれませんが、東京の様な都会であっても、乳幼児を連れて平日昼間にスーパーや公園に来てる親御さんはママさんが圧倒的に多いという現状では、自分たちのケースとそう大差はないと思います。

実際、他所のパパさんと話をしていて

「いいですねぇ、奥さんに食べさせてもらって」的なこと何回か言われてますし。奥さんも他のママ友から「なんで旦那さんが家にいるの?働いてもらえばいいじゃん?」って言われていたたまれなくなったこともあったらしいです。

女性の主婦と同様ただでさえ日中はほぼ子供としか接しず、加えて社会的にも

「孤独感を感じざるを得ない環境」

に置かれるわけです。

実両親・義両親の理解

双方ともできる限りのバックアップはしてくれたのでその点については感謝しかありませんが、専業主夫というスタイルはどちらからも

「100%の賛同得られない

と思った方が無難です。やはりお互い自分の子が可愛いですから、孫である長男の日頃の様子の中で自分達視点で気になる所を見つけると、特に義母(フルタイムの共稼ぎ夫婦)の方は

「やっぱり産休明けてすぐ母親と離されたから・・」

と遠回しに自分を責め立てる発言を奥さんにする事もありますし、実の両親(典型的な昭和のサラリーマン&専業主婦の夫婦)は実の両親で

「あの娘(奥さんのこと)があんたがしっかり稼いでこれるように内助の功をせずに自分のキャリアを優先したから・・」

と奥さんが居ない時に自分に言ったりもします。

もちろん、奥さんが早々に仕事復帰して自分が主夫になるということは、夫婦でその時点での最適解を導き出そうと相談を重ねた結果であり、どちらかに一方的に犠牲を強いる結果を望んだものでは決してありませんが、年月が経った現在、お互いその選択に全く後悔は無かったか?と訊かれて「無かった」と言ってしまうと嘘になります。

双方の両親にとっても、自分たちの血を受け継いだ可愛い孫に関わる事であり、実際に多かれ少なかれサポートをお願いすることになるわけですから、こちら側が尊重しなければならない言い分は確実にあります。

妊娠が判明してから産まれるまでの間に双方の家族と擦り合わせておかないといけない項目が多くてしかも決して全面賛成はされない、それが「専業主夫の道を選ぶ」ということです。

まとめ

以上、自分の体験を軸に展開しましたが、これらの問題は法制度・社会システムの更なる充実や企業風土・地域的な理解の醸成等もさることながら、先ずは

「だれに何言われようと気にせず自分たちの道を貫く」

ということに尽きると思うんですよね。

我が家の場合、自分が専業主夫だった期間、気持ちの上ではその

「自分たち家族・夫婦の道~OUR WAY~」

を徹底的に貫き通すことはできませんでした。どうしても外野の雑音が気になってしまいました。

見方を変えれば、現状の社会的環境や身近の外野の意見がどうであれ、自分達が気にしなければ「家族のあり方」の選択肢の一つであることには変わりませんから、自他ともに認める「ゴーイング アウア(OUR) ウェイ」夫婦で、将来的に子供を持とうと考えてる、あるいは最近奥さんの妊娠が判明したご家庭は、ご主人が専業主夫になるという道も、考えるだけ考えてみるのも一つの手かもしれません。

お読みいただきありがとうございました。

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